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ワークスペースを使用した複数の Dev Portal の実行
Kongは、ワークスペースを使用したDev Portalの複数のインスタンスの実行をサポートします。これにより、各ワークスペースは、Kongの1つのインスタンス内から個別のDev Portals(個別のファイル、設定、および承認を含む)を有効にして維持できます。
Kong Manager で複数の Dev Portal を管理
Kongのインスタンス内のすべてのDev Portal のスナップショットは、Kong Managerの Dev Portals の上部ナビゲーションタブで表示できます。
このページでは、以下について説明します。
- 指定されたワークスペースの Dev Portal が有効か無効か
- Dev Portal が有効になっていない場合にセットアップするためのリンク
- 各 Dev Portal のホームページへのリンク
- Kong Manager 内の各 Dev Portal の個別概要ページへのリンク
- 各 Dev Portal が認証されているかどうか(各カードの右上隅にあるロックアイコンで示されます)
ワークスペースのデベロッパー ポータルを有効にする
デフォルト のワークスペースと同様に、追加のワークスペースが作成された場合、関連するDev Portalは手動で有効にされるまでdisabled
になります。
これを行うには、Kong Managerで Dev Portals のOverviewページにある Set up Dev Portal ボタンをクリックするか、サイドバーからワークスペースの Dev Portal Settings ページに直接移動してDev Portal Switch
を切り替えるか、次のcURLリクエストを送信します。
curl -X PATCH http://localhost:8001/workspaces/<workspace_name id="sl-md0000000"> \
--data "config.portal=true"
初期化時に、Kong は Kong の構成ファイルで定義されたデフォルト設定を新しい Dev Portal に入力します。
ワークスペースでDev Portalを有効にできるのは、Kongの構成でDev Portal機能が有効になっている 場合のみ です。
Dev Portal の URL 構造を定義
各Dev PortalのURLは初期化時に自動的に設定され、次の4つのプロパティによって決定されます。
-
portal_gui_protocol
プロパティ -
portal_gui_host
プロパティ -
portal_gui_use_subdomains
プロパティが有効か無効か - ワークスペースの
name
サブドメインが無効になっているURLの例:http://localhost:8003/example-workspace
サブドメインが有効になっているURLの例:http://example-workspace.localhost:8003
最初の3つのプロパティはKongの構成ファイルによって制御され、Kong Managerを使用して編集することはできません。
デフォルト設定の上書き
初期化時に、Dev Portal は Kong の構成ファイルで定義されたデフォルトのポータル設定を使用して構成されます。
注意: Dev Portal機能がKong Gatewayで有効になっている場合にのみワークスペースのDev Portalを有効にできます。
これらの設定は、Kong ManagerのDev Portalsの Settings タブで手動で上書きするか、設置に直接パッチを適用することで上書きできます。
ワークスペース ファイル
ワークスペースのDev Portalを初期化すると、 デフォルトの Dev Portalファイルのコピーが作成され、新しいDev Portalに挿入されます。これにより、カスタマイズされたDev Portalのテーマを簡単に転送でき、 デフォルトを 「マスターテンプレート」として機能させることができます。ただしDev Portalは、最初に有効になった後は、 デフォルトの Dev Portalからの変更を同期しません。
開発者アクセス
Dev Portal間でアクセスが同期されません。管理者または開発者が複数のデベロッパーポータルにアクセスしたい場合は、各Dev Portalに個別にサインアップする必要があります。